kinacomochiblog’s diary

~毎日の小さな幸せを見つけて生きていく~

献血のあれこれ 誰でも出来るの?怖いって本当?お菓子もくれるの?

<目次>

 

はじめに

 献血をしている方も、興味がある方も、採血が苦手な方も、献血をしないと

決めている方にもこんな世界もあるんだと知って欲しいので献血の事をお伝えしたい

と思います。献血は”命のリレー”、知らない誰かの為に役に立てる事があるのです。

 

献血とは

 病気の治療や手術等で輸血を必要としている患者さんの尊いいのちを救う為に

健康な人が自らの血液を無償で提供するボランティアの事です。

 

献血が可能な場所とは

 大きく分けて2か所あり、各都道府県にある献血ルームと指定の場所に来てくれる

 献血バスがあります。

 

献血ルーム

 各都道府県によって数は異なりますが、「〇〇県 献血ルーム」と検索すると

 出てきます。私の個人的な意見ですが、駅近くが多い様に思います。

 場所によりますが、全血献血成分献血の両方が可能です。

 (※大阪府の門真献血ルームは全血献血のみとなっています。)

献血バス

 各都道府県毎にスケジュールが決まっており、スーパーや学校、市役所、駅前等に

 来てくれるので献血ルームが離れている方でも家から近い場所で献血する事が

 出来ます。

 献血ルームと異なり、全血献血のみの受付となっています。

 「献血バスのスケジュール 〇〇県」と検索すると直近の予定が出てきます。

 基本的に10:00~16:00頃迄やっている所が多いです。

 

献血の種類

 大きく分けて2種類、全血献血成分献血があります。

①全血献血

 血液中の全ての成分を献血する方法の事です。年齢や体重にもよりますが、

 200mlと400mlの2種類があります。赤十字社は体重50㎏以上の方には400ml献血

 お願いしており、患者様の体を考慮し、基本的に全血献血400mlとなっています。

 200ml献血も出来るそうなのですが、各献血ルーム献血バスで実施している数が

 決まっているそうで予約なしで行くと実施していない場合もあるそうなので

 確認していくのが良さそうですね。

 問診や採血を除いて、献血時間のみでは10~15分程度で終わり、時間も比較的に

 早いです。

 

成分献血

 成分採血装置を使用し血小板や血漿等の特定の成分のみを採血し、体内で回復に

 時間のかかる赤血球を体内に戻す方法です。

 成分献血には2種類あり、血漿成分と血小板成分とがあります。

 全血献血は量が決まっていますが、成分献血は体重によって献血する量が異なり

 ます。献血時間も「体から血液を取り出す→成分のみ分離→赤血球は体内に戻す

 工程を繰り返すので、1~1時間半程かかります。 

 

献血可能な人とは

 献血をする方の安全の為に実施する献血の種類によって異なっています!

 全血献血:200ml⇒16~69歳の方で、男性で体重45㎏以上 女性で体重40㎏以上

      400ml⇒男性は17~69歳の方で体重50㎏以上

          女性は18~69歳の方で体重50㎏以上

 成分献血血漿成分⇒18~69歳の方で、男性で体重45㎏以上、女性で体重40㎏以上

      血小板成分⇒男性は18~69歳の方で、体重45㎏以上

            女性は18~54歳の方で、体重40㎏以上

 

 ※65~69歳の方は60歳に達した日から65歳に達する日の前日迄の間に採血を

  行った方のみが対象となります。

 

 ⇒細かな基準が設定されているのですが、献血をする側の方々の健康も守る為に

  決められています。

  大きく分類すると、

  男性17歳、女性18歳~69歳の方で体重が50㎏以上ある方は全血献血の400mlを、

  18歳~69歳の方で体重が男性45㎏以上、女性40㎏以上の方は成分献血

  出来ますので、一度最寄りの献血バスや献血ルームへ行ってみて下さい(^^)/

 

献血の流れ

 「受付での問診→Drとの問診→事前検査(採血)→献血」の流れが一般的です。

 

受付での問診

 当日の体調や睡眠時間、その他にも予防接種の有無や時期、内服状況、心電図での

 異常の有無、海外への渡航歴、直近でのコロナウイルスへの罹患歴等の確認を

 タブレットにて行います。心電図はその場で出来るので必要な方は看護師の方が

 して下さります!

 又、献血を行うにあたり、同意が必要な項目もありますが、受付の方が説明して

 くれますのでご安心を。

 体重によって献血量が異なる事もあるので、その場で体重測定を行います。

 受付の方にしか見えない様になっており、その後タブレットで確認も出来ますので

 人の目を気にせず、行って下さっています。

 →その日の体調等本人の状態と輸血を受ける患者様の体を考慮して影響が少ない

  状態の血液かどうかを確認されています。

  輸血を受ける方は免疫力が低下しているので普段私達が何ともない事でも

  命に関わる事もあるので、問診で引っかかる事があれば献血を出来ない事も

  あります。

 

Drとの問診

 体調の再確認と靴擦れや口内炎等がないか、疲れていないか等直接口頭での

 確認があります。その間に血圧測定を実施します。

 

事前検査

 献血が可能かどうかの検査用の採血を行います。献血時と反対の腕で行います。

 全血献血では令和2年3月から指先穿刺での検査となっている場所もあり、

 採血副作用の負担軽減を図っています。

 血液の濃さで献血の可否が決まるので、薄い場合は次回へ持ち越しとなります。

 又献血は針から血液を送るので、血管が細い方も実施出来ない場合があるそう

 ですが、看護師さんが献血出来るかどうか、どの血管が良いかみてくれますので

 ご安心下さい。

 

 ※献血場所により異なるのですが、Drの問診若しくは事前検査で

  「シーフテスト」があります。両肩に手を当て30秒保持し、痺れ等が出ないか

  どうか診る検査があります。

  疲れていると採血や献血時に痛みを強く感じたり、痺れが出たりする可能性も

  あるので、この検査を行っています。

 

献血

 これらの問診や事前検査を終え、体調や血液の状態に問題がない場合、献血

 実施する事が出来ます。意外と長~いと思われるかもしれませんが、体感としては

 15~30分と日により差がありますが、TVを見たり、ドリンクで水分補給を行ったり

 トイレへ行ったりしていると呼んでもらえますので私は結構ゆったり待たせて

 もらっています(笑)

 献血中は種類や、その日の血液の流れで時間が変わりますが、全血献血では

 10~15分、成分献血では1時間~1時間半程かかると言われています。

 体重によって献血量が変わるので献血量が多い方はもう少し時間かかるかも

 しれませんね。

 その間、献血ルームではTVがありますのでTVを見たり、ドリンクを飲んだりする

 事が出来ます。携帯OKですが、私はいつも気がきでなく見た事は殆ど

 ありません(笑)

 献血の間、看護師さんがいてくれるので、腕が痛くなったり気分が優れなくなった

 際は声を掛ける事が出来るので安心ですよ。

 終了時は、血圧測定を行い、下がり過ぎていないか確認して下さります。

 

 ⇒採血と献血で2度針を刺す事になりますので、苦手な方は怖いっと思うかも

  しれませんね(^_^;)全血献血では指先にちくっとするだけで済む採血方法も

  始まり、負担軽減を図ってくれています。

  私は現在で25回、全血と成分献血を実施していますが、びびりの私でも

  苦手ではありますが、慣れてきた!と言える程になってきています(゚д゚)!

  自分でも驚きですね(笑)

 

献血をするとお菓子等の景品が貰える

 指定期間に献血を行うと、お菓子やレトルト食品等の食品を貰う事が出来ます。

 献血を1回毎に行うとポイントが付与されるのですが、20㌽で各献血ルーム

 ある景品と交換する事が出来ます。献血ルーム毎で景品の種類が違うので楽しみ

 でもありますね♪

 献血後は脱水状態に似ているので、水分補給が重要になります。その為、献血

 ルームでは自販機で、献血バスでは飲料を選べる様になっており、無料で飲む事が

 出来ます♪

 

今日のまとめ

 献血は若い頃に始めた方がリピーターになる事が多いと言われています。

 もし献血した事がないなと言う方で気になっている方は、一度で良いので献血

 して貰えると嬉しいです(#^^#)そこから又献血をした人、その血液に助けれた人

 それぞれの人の世界が広がっていくと思います。

 ただ、私も採血が苦手な身ですので、苦手な方に無理にして!とは言えないので

 苦手な方は心の中で応援して下さい(^^)/

 

 無理強い出来ないと言いながら、緊急で赤十字社から発信されているので

 載せさせて頂きます!!!

 ※※※現在、A型O型献血需要が高まっています。※※※

    3月、4月は新学期への切り替わりで献血者の人数が減る傾向にあるので、

    もし関東甲信・関西・九州にお住まいの方でお知り合いの方にO型の方が

    いらっしゃれば是非ともお声掛けをお願い致しますm(__)m

    私はA型でA型の成分・全血で協力したいと思いますが、O型の献血不足に

    お役に立てず、皆様のご協力が必要です。どうか宜しくお願い致します。