<目次>
はじめに
いつも通りに仕事をして半日が過ぎようとしていた時、今日も平和に終わるかなと
思っていたら起きてしまいました。頭に血が上りそうになる出来事が…。そんな時
自然の中で私の心に起きた事をお話したいと思います。
怒りとは何か
怒る事は誰にでもありますよね。子どもだって、大人だって、動物だって怒ります。
それは自分自身を守る為に備わっている感情と言われています。危機迫る状況で
自分自身や家族、友達、大切にしている人を守る為に怒りの感情が芽生えます。
それ以外にも大切にしている価値観や立場を守る為にも怒りの感情を使い、身を
守るのです。
決して悪い事ではありませんが、怒りに身を任せ、全力で人にぶつける事が正しい
とは私は思っていません。何故なら、人に怒りをぶつけている自分を客観的に見て
いる人の気持ちになるときっと「相手も駄目だけど、コイツもヤバい」と感じると
思うからです。自分の評価を下げてしまいますよね。でも考えを伝えるのは大切な
事だと思っているので、怒りをコントロールして少なる様努めています。
まあ今回は怒りの感情のままにぶつけそうになりましたが、何とか抑えられ
ました(^_^;)
怒りを抑えられたのは
頭に血が上り、爆発しそうになった私ですが何とか人にぶつける事無く、事なきを
得ました。それはいくつのかの要因が重なったおかげなのですが、それを紹介
していきたいと思います。
①その場から離れられた
その日は半日で仕事が終わる残り10分程で怒りが芽生える事態が起きました。
その間、主任とその件で話す最中、怒りが込み上げてきたのです。因みに相手は
主任ではありません(笑)10分間で残りの仕事を終え、タイムカードを押し、ふと
我に返ると急激に怒りが増加しましたが、仕事が続いていたらと思うと恐ろしい
日になっていたかもしれません。人でもそうですが、距離を置くのはとても大切
ですね。
②一人になれた
頭に血が上った状態で相手を思いやりながら話す事何て出来ませんよね。仕事が
終わり、一人になれた事で自分の中でモヤモヤを考えられ、人に当たらずに済み
ました。怒りの感情を持っている時に、一人になりたい人、誰かといたい人、
それぞれ違うと思うのですが、私は一人になって状況を考えたいタイプなので
本当に良かったです。
③運転という他の事に集中出来る事があった
仕事帰りに自動車で帰っていたのですが、運転に集中しないといけなかったので
他の事を考えるきっかけになりました。ずっと頭の中でモヤモヤ、イライラが
うずめくより違う事に注意を向けられたので、怒りも徐々に上がってきた様に
思います。絶対にそっちへ集中しないといけない状況を作り出すのも重要ですね。
④自然に触れられた
今回はこの大自然のおかげだと思うのですが、運転席から見る大木、大空、木々の
揺れる音を感じて数分で怒りがす~っと落ち着いてきました。
自然に触れる事でコルチゾールというストレスホルモンを減少させる効果が
あると論文で発表されています。そこでは自然を感じられる環境下で20~30分過ごす
事が効果的と言われています。
最初の15分程のドライブでも十分な効果がありました。大木を見ていると
「何十年ここで色んな事を見ているんだなぁ」「ずっしりとした幹になる為に物凄い
エネルギーを使っているだろうな」とか考えているとその自然を作っている木々達は
立派で、自分の怒り何てちっぽけなものなのかもしれないと思わせてくれました。
自然の力は凄いですね。自分も未だ未だ未熟者だと思い知らされました(笑)
今日のまとめ
仕事場で中々こんな状況になれませんが、もし怒りが込み上げてきたり、落ち込む
事があった際、一旦深呼吸をしてみて下さい。そして自分の怒りを抑えられる方法を
探してみて下さい。あなたが怒るのは、誰かの為なのです。目の前の人を守る為、
自分の考えを構築してくれた人達を守る為、あなたの怒りは誰かを守っているのです。
だから怒りの感情に身を任せず、一旦冷静になり、自分の考えを整理して伝えて
みましょう。