kinacomochiblog’s diary

~毎日の小さな幸せを見つけて生きていく~

掘り出し物の5月のカレンダーのお言葉です。

 

 

『 子供に我儘をさせ乍(なが)ら

愛情と勘違いしていることが多い 』

 

  放課後デイサービスで働いていた事があるのですが、本当に色々を考え

 させられる事が多く、とても貴重な経験が出来ました。

 その時に、「愛情と甘やかしの違い」についてのコラムを読んだ事があります。

  愛情は子どもと一緒に時間を作る事、甘やかしはおもちゃやゲームを

 買って子ども本位にさせる事…と書いてありました。あっそうなんだ!と

 心のモヤモヤが晴れた時でもありました。

  おもちゃを買う事が駄目な事ではないのですが、何でもかんでも子どもの

 言う事を聞いて買い与えたり、話を聞かず親の思うレールに乗せる事だけでは

 愛情が満たされないのですね。一緒に過ごす時間を少しでも作れれば子ども達は

 満たされ、心が安定する子が多い印象でした。大人も嘘をつかない、約束を

 守る、子どもに伝える事を自分もしないとなと思いました。

  家ではお利口さん、学校や外で問題になる子の特徴として家で我慢をしている

 子が多い印象です。家での我慢とは、両親に怒られるのが怖くて顔色をうかがって

 耐えている子、プレッシャーが強くてそれに応えようと頑張っても認められない

 と感じる子等、様々ですが親子の関係で親>子だと子どもは何を言っても駄目だ

 と何も言えなくなり、我慢を強いられます。その子達は外で発散するしか方法が

 なく、意地悪をしたり、人を見下す様になるのです。

  子どもだって一人の人です。その子の心の声に耳を傾けて何を考えているのか

 知る事が先ず第一の愛情かなと考えています。